センスのいい家具はモデルハウスから学ぼう〜ミナペルホネン編〜
2022年1月26日家を建てたり、引っ越したりして心機一転。
センスのいい家、部屋にしたい!
でも、どうしたらいいかわからない。
センスのいい人はどうやってあんなお家にしているのか、誰か教えて!!!
って思いますよね。
素敵だなぁと思う家には、大抵センスのいい家具が置いてあります。
でも、それはどこかの小さなお店から見つけてきて1点ものを置いているわけでもなく、
(所さんのようにそういう方もいらっしゃいますが、、、)
定番の廃らない美しい家具たちを置いたり、飾ったり。
それに合わせて、自分の好きと思えて可愛いものを置いているのだと思います。
丸晴工務店のモデルハウスにもたくさんの素敵な家具がありますのでご紹介させていただきます。
今回は、その中のminä perhonen (ミナペルホネン)について紹介させて頂きます。
モデルハウスにある家具雑貨
ペンダントライトPH4/3 《louis poulsen (ルイス・ポールセン)https://www.louispoulsen.com/ja-jp/privatek》
カイクリスチャンセンNO.42《宮崎椅子製作所 https://www.comfort-mart.com/?mode=f58》
ミナペルホネン《minä perhonen (ミナペルホネン)https://www.mina-perhonen.jp》
Yチェア《Carl Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)https://www.carlhansen.com/ja-jp》
minä perhonen (ミナペルホネン)について
ブランド名の「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味します。デザイナーがフィンランドを旅する中で、そのライフスタイルやカルチャーに共感し、フィンランド語で名付けられました。
デザイナーで創設者の皆川明が「形から服を作るよりも、生地から作っていくことで自分らしい服が成立する」と、自然界にあるものを自由な感性でとらえ、手作業で図案に描きます。
四角いブランドロゴの、枠は人を表し、手描きで描かれた小さな粒は様々な個性を表しています。ものづくりでも、個性から生まれるアイデアや工夫、手の技を大切にし、つくることにも、使うことにも、喜びをもたらしていきたいとの願いがこもっているそうです。
皆川 明(みながわ・あきら)
1967年東京生まれ。1995年に自身のファッションブランド「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。色あせることのないデザインを目指し、想像を込めたオリジナルデザインの生地による服作りを進めながら、インテリアファブリックや家具、陶磁器など暮らしに寄り添うデザインへと活動を広げています。また、デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランドへのデザイン提供や、朝日新聞や日本経済新聞の挿画なども手掛けています。
不均一だから可愛い《tambourine》タンバリン
minä perhonenで最も有名な《tambourine》タンバリン。
刺繍で描かれる小さなドットは、個々の糸のふくらみや形に微妙な違いがあります。
そして円形に配されたドットの間隔は不均一。そして、その円も正円ではなくフリーハンドで描かれたもの。人間の身体が左右対称ではないように、不均一なほうが私たちには自然に感じられるし、愛せるのではないか。そんな発想から生まれた不均一な自然。
《flower》花
皆川明が1995年に初めてミナペルホネンのために作った刺繍テキスタイルで、数多く登場する花のモチーフ。
その多くは創造で描いた草花で、”こんな花が咲いている景色”というように、その草花の持つ空気感みたいなものを、その花の形を借りながら描いていくと皆川が語るように、テキスタイルに描かれる草花の姿は、優しくて絵画的です。
最後に
《100年後を想う活動》
minä perhonenのデザインは、どれも個性的で自由。
20年前のデザインもいつになっても新鮮で空間を柔らかいものにしてくれます。
デザイナーで創設者の皆川明が1995年にブランドを始めた時に、紙に書いた言葉「せめて100年続くブランド」。世代を超えて続いてゆく活動を思い描きました。
minä perhonenはそんな想いを持ち続け、一人を大切にするデザインをし続け多くの人に愛されています。
丸晴工務店もそんなふうに、100年後の想いを大切にし、一人一人の個性や考えを尊重した100年続く家づくりをしていきたいです。
その他モデルハウスの家具を紹介したブログはこちら
https://www.marusei-j.co.jp/センスのいい家具はモデルハウスから学ぼう〜yチ/
参考資料:Casa「ミナペルホネンと皆川明 完全版」