木の上下
2020年12月2日今日は、作業場に清水大工がおり、色々なことを教えて頂きました。
木って、当たり前なんですが、
土に生えていて
根から幹の先の方へ伸びていきます。
しかし、製材された木は、
ぱっと見で、どちらが下でどちらが上かわかりません。
(大工さんならすぐわかるそうですが、、、)
そこで、教えてもらったのが見方。
この節は、幹の切り口となる部分なので、
幹がどっち向きに生えていたか、
年輪を見て判断します。
↑年輪が狭くなっている方が上側(空に向かっている方)になります。
生えていた時を想像してみると
納得。
この想像が出来た時に、私は感動を覚えました。
そして、削る時も
木表(自然に生えていた木の外側)を削るときは、
下(根っこ側)から上に向かって削ると、
木の流れに逆らわずキレイに仕上がります。
反対に木裏(自然に生えていた木の内側)を削るときは、
上から下(根っこ)に向かって削ります。
木を扱う仕事ってほんと奥深い。
知れば知るほどおもしろい。
ちなみに、お家を建てる時も逆さ柱にならない様
生えていた時と同じ上下で建てるのが基本とされています。
丸晴の動画(you tube)で作業風景が見られます。
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