大工さんから教わるリフォーム現場のあれこれ
2022年5月12日今日は、聖蹟桜ヶ丘にてリフォーム中の現場に行ってきました。
いつも現場で作業をしている大工さん。
一人一人違う作業をして黙々と現場を進めていきます。
今回は、大きなリフォーム工事のため3人の大工さんが作業をしていました。
まずは、
木曽檜を使った腰板を張っている倉俣大工。
木曽の檜は、檜の中でも香り高く、その部屋に入った瞬間に香りが鼻にぬけるほどです。
数枚をまとめてカットし、張っていきますが倉俣大工は手際良く且つ丁寧に張っていました。
撮影をしていると、、、
「こういうのを撮るんだよー」と教えてくれたのは、清水大工。
こういうのとは、これ。
ど素人の私には、???
説明をしてくれました。
角の収まりを左右同じ幅に、見栄え良くなるよう工夫がされているそうです。
どんなふうにか聞いてみると、「それは企業秘密^^」とお茶目に返されてしまいました。
そんなお茶目な清水大工は、
現在、扉などの枠を加工し取り付けています。
また、
1階で作業をしていたのは、
このお家の担当大工=親方の矢島大工です。
床暖房用のフローリングを張っていました。
敷居とフローリングの差が少しあり尋ねると、、
「めんぶんあげておいたほうがつきがいいから。」とこれまたど素人の私には????
フローリングの位置が敷居の面(普段面取りをする角の部分)の下までの方が、フローリングが入る前の床のばらつきをカバーすることができ、綺麗に見えるということでした。
なるほど!
とても綺麗に仕上がっています。
大工の技は、細かくて言わないとわからないところにあるんですね。
現場に行くたびに面白い発見があり、面白いお話なども聞けます。
そんなところをこれからもどんどんお伝えしていけたらいいなと思います。
他にも大工さんのことを書いたブログはこちら。
https://www.marusei-j.co.jp/大工歴50年を超える大工が刻みます%E3%80%82/
丸晴工務店の大工動画はこちら