手で刻む、年月を超える木の家。
先日、写真を撮っていたときに大工歴50年の清水さんから「こういうのを撮るんだよー」と言われて撮った写真がこれです。「墨壺」。
材木に直線を引いたり、建築現場で基準墨となる地墨や腰墨を引くために使われるものです。墨壺といっしょに使われているのが、墨指と呼ばれるへら状のもので、印や文字や短い直線を書きます。
清水さんと「墨壺」。歴史を感じさせてくれて、なんとも言えないカッコ良さがありました。